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カップルの避けて通れない宿命:義理の親と仲良くするための3つのルール



結婚したら誰もが通る道、それは義理の親との付き合い。


恋愛中にはほとんど顔を合わせることがなかったけれど、結婚した途端、義理の親と何日も何週間も一緒に過ごす機会が増えた方は多いのではないでしょうか。


日本でも嫁姑問題が話題になるように、アメリカでも、家族が集まるホリデー期間(サンクスギビングやクリスマスなど)は、義理の親との関係に頭を悩ます人が実はたくさんいます。


そこで今回の記事では、幸せな結婚生活を送ってきた人生の先輩達のアドバイスを集積して本に紹介しているカール・ピルマー博士の記事: "3 Rules for Getting Along with Your In-Laws"を参考に、義理の親と仲良くするための3つのルールを紹介したいと思います。


『義理の親』の存在は結婚後の雲行きを変える

あなたにとっては義理の親でも、パートナーにとってはかけがえのない本当の家族。パートナーが間に入る事で成立しているこの不思議な三角関係は、上手くいかないと、とてつもなく悲惨な事態を引き起こすことになります。


ある研究によると、『義理の親』との関係は、結婚生活を幸せにするか不幸にするか、カップルの将来を決める大きな指針の一つになっているそうです。実際に、離婚に至ったカップルの離婚原因に『義理の親』を挙げる方も多く、義理親との悪い関係を避けられるのであれば極力避けたいですよね。


それではどうしたら義理の親と仲良くできるのでしょうか?ピルマー博士がアンケートを集積して導き出した3つのルールを見ていきましょう。


カップルが義理の家族と良好な関係を保つために実践したい3つのルール

⒈ 忠誠心は家族よりも自分のパートナーを第一に


自分の家族とパートナーの意見が食い違った時、「誰もがハッピーに問題解決」という楽観的な考えは捨て、即座にパートナーの味方になりましょう。そして、「いかなる時も自分はパートナーの味方だ」という意思表示を家族に初めから示しておきます。


義理の親とパートナーが揉めるきっかけになる大きな原因に、妻/夫がどっちつかずの中途半端な立ち回りや逃げに回ったり、パートナーの味方をしない事が挙げられます。


パートナーの味方をすることは、カップルの信頼関係を守る上でもとても大切な行為です。もし、自分の親(義理の親)と何か決め事をしなければならない場合は、カップルで事前に話し合って意見を一つにまとめておきます。とにかく、カップル間の信頼関係を傷つけない、パートナーを最も尊重し優先した形のコミュニケーションを常に選ぶことを心掛けましょう。



⒉ なぜ義理の親と付き合うのか、その根本理由を思い出す


「義理の親の家でホリデーを過ごすなんて憂鬱だ!」


「なんでストレスを抱えてまで義理の親と共に時間を過ごさなければならないのか。」


そう思ってしまった時、なぜ一緒の時間を過ごすのか、その理由を思い返しましょう。


義理の親とわざわざ付き合うのは、他でもなんでもなく、自分がパートナーの事が好きだからだ!です。自分にとって義理の親は他人であっても、パートナーにとってはとても大切な家族であり、一緒にホリデーをお祝いしたい相手なのです。


パートナーが大切にしている人たちだから、自分も一緒に大切な日を過ごすのです。その考え方が、義理の親への感謝にも繋がり、義理の親を暖かい目で見るれるようにもなります。



⒊ 会話に政治の話をしない


アメリカ人がホリデー期間、家族との集まりを嫌う大きな理由に、この「政治の話」があります。


日本人の場合、アメリカ人ほど互いに意見をぶつけ合うようなディベートの仕方はしない人が多いかもしれないのですが、それでも、会話の中に、義理の親と意見が合わない事が出てくることはあるでしょう。


義理の親は、自分と育った環境も考え方も、世代も大きく違う場合が多く、そのような人たちに何かを説得しようとしたり、相手の意見を曲げようとしたりすることは不毛な努力です。


自分が気分を害するような意見が出てきたら、対抗するのではなく、トイレに行った風を装って、ひっそりその場から立ち去りましょう。



余談ですが、異文化出身者同士カップルには意外な利点が。

ちなみに、日本人同士の結婚よりも困難が多いと言われる国際結婚ですが、3番目の項目に関しては自身が他文化出身者である場合、その立場が有利に立つことも。


例えば、他文化出身であることを言い訳に、政治などヒートアップしやすい議論に初めから関わらないスタンスを取ることも、政治議論の大きな焦点の一つ『移民問題』が話題に上がれば「わたしも移民ですけど」の一言で議論を一掃させることも不可能ではありません(もちろん、状況やご家族の性格を判断した上で実行してください。)


また、出身文化が違うことを逆手に、文化に関して分からない事にアドバイスを仰いだり教えてもらったり、パートナーの文化の先輩として、慕う感覚で義理親に積極的に関わっていくことも、同文化出身者同士よりもやりやすいことです。頼りにされて、嫌な人は案外少ないものです。もしかしたら、パートナーよりも仲良くなれる場合もあるかもしれませんよ。


おわりに

カップルそれぞれ事情もあり、義理の親にも様々な方がいるので、一概にここで紹介した3つのルールがすべての家庭に当てはまるとは思いません。どうしても、自分とは合わない、苦手な義理の親を持ってしまう方もいるでしょう。


しかし何よりも大切なのは、自分のパートナーを大切にお互いの信頼関係を万全にしておくことだと感じます。常にカップル双方が密なコミュニケーションで意思疎通を図る工夫をすることにより、義理の親とのやりとりは数倍、数十倍もスムーズになることは間違い無いでしょう。義理の親が苦手だな、と思う方は、カップル関係を強く深めるための『スパイス』のような存在として、義理親を見てみるといいかもしれません。


長くなりましたが、お読みくださりありがとうございます。みなさんが、義理の親との時間を今までよりも楽しく過ごせますように。



クロスカルチャーコンサルタント・BUNKAIWAのヤスでした。

関連記事:

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コミュニケーションでカップルの運命が決まる。カップルを破滅に導く4つの悪癖とその回避法



お勧めエンタメ:

マーベラス・ミセスメイゼル


Amazonプライムのオリジナルドラマ。1950年代ニューヨーク中流階級の奥様がふとしたきっかけでスタンダップコメディアンを目指すお話。


とにかく登場人物&セリフがいちいち面白いけれど、ユダヤ系アメリカ人の結婚後の義理親との付き合い方も面白滑稽に描かれていて、見応えがあります。どこの世界にも嫁姑・夫舅問題ってあるんだなあ、としみじみ感じる気づきを与えてくれる作品です。



ミート・ザ・ペアレンツ(2000年)


ロバート・デ・ニーロとベン・スティラー主演の義理前親バトルの映画。


アメリカの義理親関連映画は、なぜか嫁姑よりも夫舅、もしくは夫姑関係の方が多いような気が‥。これ見ると、自分の義理親関係はまだまだマシかもと思えるかもしれません。笑




おまけ:

ホリデー&家族の集まりは、ストレス大!!

どの家族もホリデー期間中、久々に会う親族にストレスが爆発してしまうことも珍しくありません。義理親とのバトルではありませんが、ホリデー時期の家族との集まり、そしてそのストレスを面白おかしく描写している映画をどうぞ!!


Bad Moms 2












パパ vs 新しいパパ2












シュレック2













参照:

Pillemer. K. (2016). 3 Rules for Getting Along With Your In-Laws: Expert advice for avoiding conflict, when you don’t see eye to eye. Psychology Today